やってみたスライドドア鍵後付け奮闘記


我が家にはリビングと廊下を仕切るスライドドアがあるのですが、最近、小学校低学年の息子がリビングで勉強しているときに、下の子が騒がしく入ってきて集中できない、ということが増えてきました。そこで、一時的にリビング側から鍵をかけられるようにしたいと考え、スライドドアへの鍵の後付けを思い立ちました。DIYでやってみよう!と、軽い気持ちで挑戦することにしたのです。まずは情報収集。インターネットで「スライドドア 鍵 後付け DIY」と検索すると、たくさんの情報が出てきました。両面テープで貼るだけの簡易的なものから、ネジでしっかり固定するタイプまで様々です。必要な工具はプラスドライバーだけ、と書かれていたのも決め手でした。家に帰り、いざ取り付け作業開始です。説明書を読むと、まず鍵本体を取り付ける位置を決め、印をつける、とあります。ドアを閉めた状態で、鍵のバーがドア枠にしっかりかかる位置を探します。これが意外と難しい。高すぎても低すぎてもダメ。メジャーで測りながら、慎重に鉛筆で印をつけました。次に、印に合わせて鍵本体を置き、ネジで固定します。説明書には「キリで下穴を開けると良い」とありましたが、我が家にはキリがありません。なんとか体重をかけて押し込むように回し、ようやく一本目のネジを締め終えました。もう一本のネジも同様に苦労しましたが、なんとか固定完了。ふう、と一息つきましたが、これで終わりではありません。ドア枠側に、鍵のバーを受ける金具を取り付ける必要があります。これも位置決めが重要です。鍵本体のスライドバーがスムーズに出入りし、かつ、しっかりと固定される位置に印をつけ、ネジ止めします。こちらも下穴なしで挑みましたが、やはりネジが固い。汗をかきながら、なんとか取り付けを終えました。最後に動作確認です。ドアを閉め、鍵のバーをスライドさせます。…ん?なんだか動きが渋い。そして、受け座にうまくはまらず、少し浮いてしまいます。どうやら、鍵本体と受け座の高さが微妙にずれていたようです。仕方なく、一度ネジを緩めて位置を微調整。再度締め直します。今度は大丈夫そうです。スムーズに施錠・解錠できるようになりました。作業時間は、簡単な鍵のはずなのに、結局1時間近くかかってしまいました。反省点も多々ありますが、自分の手で取り付けた鍵がちゃんと機能しているのを見ると、なかなかの達成感がありました。